努力しているのに伸びない選手が見落としている“燃料”の話

怪我から復帰したばかりの選手と話をしていた。

少しずつ出場時間も増えてきている。
プレーも悪くない。
周りから見れば「順調」に見える状態だ。

それでも本人はこう言った。

「なんか…まだ怖いんです」


頑張っているのに、なぜ苦しいのか

話を聞いていくと、こんな状態だった。

・結果を出さなければいけない
・また怪我をしたらどうしよう
・プロにいけなかったらどうしよう

つまり

“不安”をエネルギーにしてプレーしている状態だった。


多くの選手がハマる罠

これは珍しいことではない。

むしろ多くの選手が一度は通る。

・評価されたい
・試合に出たい
・結果を出したい

その気持ち自体は悪くない。
むしろ自然なことだ。

ただ問題は

その動機が「不安ベース」になっていることだ。


努力の量ではなく「燃料の質」

ここでよく使う比喩がある。

不安で動いている状態は
いわば「ガソリン車」だ。

・瞬発力はある
・一気に頑張れる

ただし

・燃費が悪い
・長く続かない
・どこかで壊れる

一方で

安心をベースにしている状態は
「電気自動車」に近い。

・安定している
・無理がない
・長く続く


成長には“段階”がある

選手の成長は、シンプルに言うとこういう流れをたどる。

① 評価を求めて頑張る(不安ベース)
② 違和感が出てくる
③ 苦しくなる(多くがここで止まる)
④ 楽しめる状態に移行
⑤ 自然体で力が出る

今回の選手は、まさに③の段階にいた。

ここを越えられるかどうかが分かれ道になる。


ではどうすればいいのか

ここが一番大事なポイントだ。

「考え方を変えましょう」では変わらない。

必要なのは

状態を整えることだ。

例えば

・練習をやりすぎない(70%で終える)
・部屋を整える
・ネガティブな言葉を減らす
・サッカー以外の時間も楽しむ

一見シンプルだが
これが土台になる。


最後に

頑張ること自体が問題なのではない。

問題は

どんな状態で頑張っているかだ。

不安から頑張るのか
安心から頑張るのか

ここが変わると

同じ努力でも結果は大きく変わる。


読んでくれた方へ

もし

・頑張っているのに苦しい
・やらなきゃで動いている
・楽しめなくなっている

そんな感覚があるなら

それは「努力が足りない」のではなく
燃料の問題かもしれない。

一度、自分の状態を見直してみてほしい。


必要であれば
その整え方も一緒に考えます。

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