「やる気を出せ」の前に、楽しみな未来は見えているか?

今日、無印良品で照明を買いました。

テーブルに置く、あたたかい光の照明です。

夜、その光の下で好きなR&Bを聴きながら一杯。

「照明ひとつで、こんなに変わるのか」

自宅なのに、ちょっとホテル気分です。(笑)

実は、買いに行く前は少し迷いました。

個人セッションを4件終えて、疲れもある。

隣駅まで出かけるのも、ちょっと面倒。

それでも足が向いたのは、照明を置いたあとの時間を想像できたからでした。

あたたかい光。

好きな音楽。

ゆっくり食事を楽しむ自分。

「ああ、そんな夜になったら最高だな」

その気分を先に味わったことが、出かけるエネルギーになったのだと思います。

この体験から、サッカーの現場を思い浮かべました。

選手の意欲が見えないとき、私たち大人は、つい「もっとやる気を出せ」と言いたくなります。

そんなとき、一緒に確かめてみたいことがあります。

その選手には、自分が楽しみにできる未来が見えているだろうか。

例えば、

「次の試合で、どんなプレーができたら嬉しい?」

そこから、少し具体的に聞いてみる。

どんな場面で、どんなふうに動くのか。

うまくいった瞬間、どんな気持ちになるのか。

仲間と、どんな喜びを分かち合いたいのか。

本人が「それ、やってみたい」と感じる場面が浮かんだら、

「そこに近づくために、今日、何を試してみたい?」

と聞いてみる。

もちろん、イメージするだけですべてが動き出すわけではありません。

疲れて休むことが必要な日も、具体的な支援が必要なときもあります。

それでも、目標を立てることはあっても、その先にある喜びまで想像する時間は、案外少ないのかもしれません。

指導者が望む姿と、選手自身が心を動かされる姿。

その二つが重なるところを、一緒に探してみたいと思います。

今日の私は、照明のある夜を楽しみにして、買いに行きました。

選手にとっての「そんな時間を味わってみたい」は、何だろう。

一つの照明から、そんなことを考えた夜でした。

もっとも、今夜の私のビジョンは、かなり具体的です。

あたたかい光とR&B。そして、おいしい一杯。

このくらいのビジョンなら、すぐに実現できそうです。(笑)

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