負けた日にも、残るものがある

今日は、ある中学校のサッカーの試合を見に行ってきました。

試合は1対1。
勝敗はPK戦へ。

結果は、残念ながらPK戦で敗退。

もちろん悔しい。
選手たちも悔しかったと思います。
保護者の方々も、指導者も、見ていた人たちも、きっと同じだったと思います。

でも今日、現場に行ってよかったなと思う出来事がありました。

試合中、選手たちが何度かこちらを見てくれている感じがありました。

「あ、来てくれているんだな」

そんなふうに感じてくれているような空気がありました。

言葉にはならなくても、
ちゃんと届いているものがある。

そんな気がしました。

後半、ある選手が帰り際にコーヒーをくれました。

「どうしたの?」と聞くと、
「間違えて買いました」と。

本当に間違えたのかもしれません。

でも、少し照れ隠しだったのかなとも思います。

「来てくれてありがとうございます」
「見てくれていて嬉しいです」

そんな気持ちが、一杯のコーヒーになって届いたような気がしました。

試合後には、保護者の方とも少し話しました。

「残念でしたね」

そんな短い言葉から始まった会話でした。

どのお子さんの保護者かを伺うと、
今日もよく頑張っていた選手のお母様でした。

「本当に頑張っていましたね。でも残念でしたね」

ほんの短いやり取りでした。

でもその時、少し心がつながった気がしました。

目の前の選手たちは、ただの選手ではありません。

誰かのお子さんであり、
毎日を見守られ、
支えられ、
ここまで育ってきた存在です。

こんな素敵な選手たちを育ててきた保護者の方々もまた、チームの大切な一部なのだと思いました。

勝った日には、喜びが残ります。

でも、負けた日にも、残るものがあります。

選手の視線。
一杯のコーヒー。
保護者の方との「頑張っていましたね」という会話。

勝敗表には残りません。

でも、こういう小さな温かさが、チームを支えているのだと思います。

今日の試合は悔しかった。

でも、ただ悔しいだけの日ではありませんでした。

PK戦には負けたけれど、
負けた日にも、ちゃんと残るものがある。

今日も、現場に行ってよかったです。

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