一日に何人もの個人セッションをしていると、毎回思う。
人は、本当に一人ひとり違う。
当たり前のことなのだが、現場にいると、これを忘れそうになる。
つい「このやり方が効くはずだ」と思ってしまう。
私もまだまだ修行中である。(笑)
ある人には、最近の成長を一緒に確認することが必要だった。
本人は気づいていないが、言葉にすると確かに前に進んでいる。
ある人には、身体と心の状態を丁寧に見ることが必要だった。
焦っている時に「前向きに行こう」と言われても、心はついてこない。
ある人には、ただ話を聴くことが必要だった。
失ったものが大きい時、すぐに意味づけなくてもいい。
話しているうちに、少しだけ心に隙間ができることがある。
またある人には、頭の中にある違和感を、現場で使える言葉に翻訳することが必要だった。
そして、踏み込みすぎないことが支援になる人もいた。
開かせようとすると、かえって閉じてしまう心もある。
今日あらためて思った。
いいコーチングとは、いつも解決することではない。
解決する。
整理する。
聴く。
翻訳する。
踏み込まない。
そのすべてが、必要な場面ではコーチングになる。
その人が、どこからなら自分に戻れるのか。
その入口を一緒に見立てることなのだと思う。
人は、正しい答えだけで戻るわけではない。
自分に合った入口を見つけた時、少しずつ戻り始めるのかもしれない。
今日はそんなことを感じた1日だった。
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