夢は、叶えるためだけにあるのではない

ある選手が、ビジョンマップを送ってきてくれた。

そこには、とても大きな夢が描かれていた。

そして、ケータイの待受けにしているそうだ。

私は聞いてみた。

「なぜ、このビジョンを叶えたいの?」

返ってきた言葉が、とてもよかった。

彼にとって、その夢は単なる結果目標ではなかった。

有名になりたい。
評価されたい。
誰かに認められたい。

もちろん、そういう思いも少しはあるのかもしれない。

でも、それ以上に彼は、そこへ向かうプロセスで味わう喜び、悔しさ、苦しさ、達成感に価値を感じていた。

そして、その夢を

人生の進む方向を示してくれる羅針盤

と表現していた。

なるほどな、と思った。

夢は、叶えるためだけにあるのではない。

迷った時に戻る場所になる。
比べて苦しくなった時に、自分の軸を思い出させてくれる。
今日の一歩を選ぶ基準になる。

ビジョンマップは、崩れた時に、自分の北極星を思い出すためのものなのかもしれない。

夢は、遠くに飾っておくものではない。

今日の一歩を選ぶためにある。

その選手は、夢をそう位置付けていた。

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