落ちたからこそ見える景色がある|サッカー部選手とのメンタルセッションより
今回は、サッカー部の選手との1ヶ月ぶりのメンタルセッションの一部をご紹介します。
テーマは「カテゴリー降格」と「そこからのリバウンドメンタリティ(立ち直る力)」です。
◆ 怪我明け、そして突然のカテゴリー変更
この選手は、ある試合での接触により怪我をし、数週間のリハビリを経て復帰したばかりでした。しかし復帰直後、思いがけず下位カテゴリーでのプレーを通達され、ショックを受けることになります。
「急にリストを見たら下のカテゴリーに…」
上のステージを目指して頑張ってきた中での降格。落胆するのは自然な反応です。
◆ 感情を整理する──ABC理論とリバウンドメンタリティ
メンタルサポートで重要なのは、「落ち込まないこと」ではなく「どう立ち上がるか」。
今回は、選手自身の思考のクセを整理するため、ABC理論(出来事→捉え方→感情)を用いて内面の整理をサポートしました。
選手からはこんな言葉もありました。
「これはチャンスかもしれない。また上がれればいいと思ってます。」
物事の捉え方を変えるだけで、感情や行動は確実に変わります。そこに“前向きな力”が宿るのです。
◆ 「納得できないけど理解はできる」というスタンス
今回の降格に至った理由について、選手は詳細な説明を受けていないとのことでしたが、思い当たる点はいくつかあると語ってくれました。
理不尽に見えるような状況でも、「相手には相手の判断基準がある」と冷静に理解しようとする姿勢は、メンタル的な成熟の現れだと感じました。
◆ 不安の正体と向き合う勇気
選手が抱えていた感情は「悔しさ」以上に「先が見えないことへの不安」でした。
評価の仕組みや見られるチャンスの少なさが、未来のイメージを描きづらくしている――これは競技レベルにかかわらず、多くの選手が抱える共通の悩みです。
それでも選手は最後にこう言いました。
「自分に矢印を向けるしかない。上がるためにやれることをやるだけです。」
この言葉に、内面の力強さを感じました。
◆ これまでの積み重ねが、未来の自信になる
実はこの選手、過去にも下位カテゴリーから上に這い上がった経験があります。
試合での活躍が評価され、自信を取り戻したプロセスがあるからこそ、「またやれる」という感覚が芽生えているのだと思います。
経験は、未来の自信の源になります。
◆ まとめ:立ち上がる力は、すでにあなたの中にある
感情を否定せずに受け止めること。
起きた出来事に意味を与えすぎないこと。
そして、自分に矢印を向けること。
これらを意識するだけで、人は少しずつでも前に進めます。
今回のセッションを通して、僕自身も改めて「回復力(リバウンドメンタリティ)」の大切さを実感しました。
不安や葛藤を抱えている選手の皆さん、話すだけでも少し心が軽くなるかもしれません。
よかったら、公式LINEから気軽にご相談ください。
📩公式LINEはこちら:
https://lin.ee/eaG4SsEn