育成年代メンタルセッション ④なぜ真面目な選手ほど孤立しやすいのか

これまでの記事では

・先輩に話しかけるのが怖い
・寮生活で人間関係に悩む

そんな高校サッカー部の選手とのセッションを紹介してきた。

このテーマを見ていると、ある共通点が見えてくる。

それは

真面目な選手ほど孤立しやすい

ということだ。

これは意外に思う指導者も多い。

「真面目なら問題ないのでは」

そう思うかもしれない。

しかし実際の現場では、むしろ逆のケースがよくある。

なぜだろうか。

理由は三つある。

まず一つ目。

嫌われたくない気持ちが強い。

真面目な選手は、人に迷惑をかけたくない。

だから

「変なことを言ったらどうしよう」
「先輩に失礼にならないかな」

と考える。

その結果、言葉が出なくなる。

二つ目。

空気を読みすぎる。

真面目な選手は、周囲の空気をとてもよく感じ取る。

・今話しかけていいのかな
・忙しそうだな
・迷惑かもしれない

そう考えているうちに、タイミングを逃す。

三つ目。

自分へのハードルが高い。

多くの選手は

「うまく話さなきゃ」

と思っている。

でも実際の人間関係は、そんなに立派な会話から始まらない。

ほとんどは

「お疲れ様です」
「今日の練習きつかったですね」

そんな一言から始まる。

つまり問題は

コミュニケーション能力ではなく

ハードルの高さなのだ。

ここで大切なことがある。

人間関係は

努力して作るものではなく
小さな接触の積み重ねでできていく。

挨拶。
一言。
ちょっとした雑談。

それが増えていくと、少しずつ距離が近くなる。

サッカーでも同じだ。

いきなり難しいプレーはしない。

まずはシンプルなパス。

それがつながると、チームが動き出す。

人間関係もそれとよく似ている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Search

Popular Posts

Categories

Tags

PAGE TOP