コーチングラボ事前説明会レポート
〜指導者自身の変化が、選手の未来を変える〜
先日、新しい取り組みとして始まる「コーチングラボ」の事前説明会がオンラインで行われました。
このプログラムは、従来の一方通行の指導から、対話を通じて選手の主体性や創造性を引き出すスタイルへとシフトしていくことを目的としています。
背景にある課題
スポーツの現場では、以下のような課題が指摘されています。
- 選手が「指示待ち」になりがちで主体性が育ちにくい
- 判断力や創造性の不足
- 指導者が結果優先になり、対話の時間が不足している
こうした状況を変えるには、まず指導者自身が変わることが重要であるという考えのもと、このラボが企画されましたGMT20250907-コーチングラボ事前説明会。
プログラムの特徴
- 全8回・4ヶ月間の連続講座
- 月2回のグループディスカッション形式
- 多様な立場・年代・チームの指導者が集まり、互いの考えを共有
- メルマガや動画教材によるインプットと、現場での実践→フィードバックというサイクル
参加者は、単なる知識の習得ではなく、自らの指導スタイルを見直し、チーム文化を変革する力を身につけていきます。
参加者の声
説明会では、参加者から以下のような思いが共有されました。
- 「今は現場を離れているが、将来チームを持った時に活かせる学びを得たい」
- 「心理的な面から選手の主体性を育てたい」
- 「チーム内のモチベーションの差を埋め、一人ひとりを伸ばしたい」
- 「スポーツ現場だけでなく、職場や学校教育にも役立つはず」
多様な背景を持つ指導者たちが、それぞれの現場や未来につなげたいという強い動機を語っていました。
西田明メンタルコーチのメッセージ
最後に紹介されたのが、ピーター・ドラッカーの言葉
「文化は戦略を朝食に食べる」。
どんなに優れた戦略や技術があっても、それを支える文化や信頼関係がなければ成果は生まれません。
コーチングラボはまさに、心の土台づくりと信頼関係の構築に挑戦する場であると強調されました。
まとめ
コーチングラボは、指導者同士が学び合い、共に成長していく実験的な場。
ここで得た気づきや変化は、必ず選手たちの成長につながっていきます。
次回の初回セッションから、どのような化学反応が生まれるのか、とても楽しみです。