2025年4月8日 / 最終更新日時 : 2025年4月8日 Nishida 書籍

「理想の自分」に向かって。冷静に、着実に前進する姿勢

ある大学サッカー選手が、メンタルコーチと共に自分自身の競技力を見つめ直し、目標に向かって計画的に歩みを進める様子をご紹介します。

この選手は怪我からの復帰を経て、現在は左サイドバックとして練習に励んでいます。ポジションの変化にも冷静に対応し、徐々にプレーの感覚を取り戻している様子でした。

彼の目標は明確です。「B1に昇格し、トップチームのメンバーに食い込むこと」。そのために、自分の競技力を「技術・戦術・体力・メンタル」の4軸に分類し、さらに細かくスキルを分解。各項目を100点満点で自己評価し、どこを強化すべきかを可視化しています。

特に強化したいのは「個人戦術の守備」「1対1の対応」「ヘディング」の3つ。現状では45点〜50点と自己評価していますが、1ヶ月後には60点を目指す計画を立てました。

この選手の素晴らしいところは、「がむしゃらな努力」だけではなく、「工夫」や「知恵」を大切にしている点です。YouTubeでの学習や、信頼できる仲間との練習、指導者からのアドバイスを柔軟に取り入れる姿勢が印象的でした。

守備という新たな役割に苦戦しながらも、「相手の癖を読む力」を試合を通して培い、経験に変えていこうとする前向きな姿勢は、きっと大きな成長へとつながるはずです。

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