選手にイラッとした時、その感情を選手にぶつけるとどうなるか

先日、ある県のサッカー協会主催の指導者向けリフレッシュセミナーを担当しました。

テーマは
「崩れても戻れるチーム文化づくり」

選手の「戻る力」を育てるうえで、大切なのがエンパワーメントです。

難しい言葉ですが、私は、

「この選手には、自分で考え、選び、戻る力がある」と信じて関わること

だと考えています。

ところが、これを邪魔するものがあります。

ミスした選手を否定する。
怒る。
すぐにジャッジする。

すると選手の目的が、

「自分はどうプレーしたいか」ではなく、

「監督に怒られないようにしよう」

に変わってしまう。

失点した時にも、

「次はどうする?」

ではなく、

「また怒られるかも……」

が頭に浮かぶ。

これでは、自分で戻るどころか、ますます不安が増えてしまいます。

では、なぜ指導者は怒ってしまうのか。

その奥を見ていくと、

「もっと走るべき」
「ミスしてはいけない」
「すぐ切り替えるべき」

という、自分の中の**「こうあるべき」**が隠れていることがあります。

もちろん私にもあります(笑)

だから選手の戻る力を育てるには、
選手をどうするかの前に、

指導者自身が、自分の怒りや不安に気づいて戻れること。

そしてもう一度、

信じる。問いかける。待つ。

崩れない選手をつくるのではなく、
崩れても、自分で戻れる選手を育てる。

そのためには、指導者自身の「戻る力」も必要なんだな。

今回のセミナーで、私自身も改めて学ばせてもらいました。

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