リソースフルに切り替える「いいこと日記」
〜ネガティブな心を整える、簡単で効果的な習慣〜
◆ アンリソースフルから抜け出す方法とは?
サッカーのパフォーマンスは、心の状態に大きく左右されます。
特に、「ミスしたらどうしよう…」「自分はダメだ…」といったネガティブな思考にとらわれた状態=アンリソースフルでは、実力を発揮するのが難しくなります。
そんなとき、自分の心をリソースフル(集中できる状態)に切り替えるための習慣としておすすめなのが――
📔「いいこと日記」です。
◆ Q:いいこと日記って、何を書くの?
A:練習や日常で見つけた“小さな成功”や“楽しかったこと”を3つ書くだけです!
ポイントは、ポジティブになろうと無理をすることではなく、
「ネガティブに飲まれず、自分の心を整える」ことにあります。
◆ 書く内容の例
- 練習でできた小さな成功(例:今日は1対1で負けなかった)
- 仲間と笑い合った瞬間(例:アップ中に面白い話で笑った)
- 昨日より少しだけ成長したこと(例:声かけを意識できた)
こういった“ささやかな良いこと”を毎日3つ書くだけ。
それだけで、「今日も悪いことばかりじゃなかった」と気づけるようになり、少しずつリソースフルな心の土台が育っていきます。
◆ ネガティブな日こそ「いいこと日記」の出番
もちろん、毎日がうまくいくとは限りません。
ミスした日、落ち込んだ日、悔しい日――そんな時こそ「いいこと日記」の本領発揮です。
まずは、感情と向き合って整理する3ステップを試してみてください。
✅ 例:試合でミスして交代になった日
- 出来事:「試合でミスをして交代になった」
- 捉え方:「自分はダメな選手だと思った」
- 感情:「悔しい、情けない」
ここで終わってしまうと、アンリソースフルな状態のままです。
でも、ここで**“捉え直し”**をしてみましょう👇
「交代にはなったけど、前半は何度かボールを奪えていた」
「次はポジショニングを早めに修正しよう」
このように、出来事を「コントロールできること」と「できないこと」に分けることで、
自分が変えられる部分(=リソース)に意識を向け直せるんです。
これが、心を切り替える力=自己調整力です。
◆ 実例:トップ選手たちも実践
- 長谷部誠選手(元日本代表キャプテン)
毎日「感謝ノート」に小さな気づきを書き、自分の心を整える習慣に。 - 南野拓実選手
海外挑戦で苦しい時期、「今日できたこと」を書き出す習慣を取り入れ、
「小さな前進を認めることで、不安に飲まれずに済んだ」と語っています。
◆ まとめ:「いいこと日記」は心のスイッチ
「いいこと日記」は、ただの記録ではありません。
それは、アンリソースフルからリソースフルへと戻る“心のスイッチ”。
ネガティブな気持ちになった日こそ、
感情と向き合い、出来事を捉え直し、自分ができることへと意識を向ける――
その小さな習慣の積み重ねが、メンタルの強さを育てていきます。
ぜひ今日から、あなたも「いいこと日記」を始めてみてください!
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