名将に共通する土台「中核3条件」とは
こんな悩み、ありませんか?
- もっと自分から動ける選手になってほしい
- ミスを恐れず堂々とプレーしてほしい
- 自信を持って判断できるようになってほしい
育成年代の選手にとって、「主体性」は才能や技術と同じくらい大切な力です。
そしてその主体性は、指導者の関わり方で大きく変わります。
そして驚くことに、その主体性は指導者の関わり方次第で大きく変わるのです。
主体性を伸ばす“2つの土台”
私が心理学の研究や、これまで数多くの指導者と関わってきた経験から感じるのは、
「名将」と呼ばれる指導者には必ず 2つの共通する土台 があるということです。
そのひとつが ―― 中核3条件。
【土台①】中核3条件(関係の質を決めるもの)
心理学者カール・ロジャースが提唱した、人の成長を促す3つの基本姿勢です。
これを意識するだけで、選手との関わり方がガラッと変わります。
1️⃣ 無条件の肯定的関心
「結果や状況に関係なく、あなたは価値ある存在だ」という姿勢。
- ❌ 条件付きの関心:「ゴールを決めたから良い選手」
- ⭕ 無条件の肯定的関心:「君がこのチームにいてくれるだけで嬉しい」
2️⃣ 共感的理解
選手の感情や視点を、自分のことのように理解しようと努める。
- ❌ 一方的な判断:「そんなことで悩むな」
- ⭕ 共感的理解:「そう感じてるんだね。それは辛いよな」
3️⃣ 自己一致
偽らず、ありのままの自分で選手と向き合うこと。
- ❌ 演技的な指導:「無理に威厳を保とうとする」
- ⭕ 自己一致:「俺も昔、同じ失敗をしたことがある」
まとめ:主体性は“関わり方”から育つ
選手が自分から動き出すかどうかは、才能ではなく「安心できる環境」にかかっています。
そしてその環境をつくるカギは、指導者の“あり方”にあります。
次回は、この「もうひとつの土台」についてお話しします。