子供たちが主体的に行動する鍵
今日は、子供たちが主体的に行動する鍵についてお話ししたいと思います。
我々大人は、子供たちが自分で考え、物事に積極的に取り組むことを望んでいます。
しかし、指示や命令に慣れている子供たちは、自ら率先して動くことが難しい場合があります。
その解決策の一つとして、彼らに問いかけたいことがあります。
「なぜ、これをやるんだろう?」という質問です。
この問いに明確な答えがあれば、自ら課題を発見し、解決に向けて取り組むことができます。
例えば、多くの人が「今年こそ英語を喋りたい!」と英会話教室に通います。
しかし、「なんとなく」「喋れたら格好いいから」「ビジネスに使えるから」という曖昧な理由で受講する人は、途中で挫折してしまうそうです。
子供たちにも同じことが起こります。
目標を立てるも、どこか上の空で、具体的な理由がないことがあります。
主体性を発揮するためには、「なぜ、それを実現したいのか?」という問いに答えることが大切です。
この考え方によって、練習の質が向上し、試合での実力を最大限に発揮することができます。
習慣は怖いもので、最初は明確な理由があったはずの思いも、時間が経つにつれて「なんとなく」にすり替わってしまいます。
練習や試合、学校の授業、練習日誌など、どんなことにも、最初の頃の新鮮な気持ちが大切です。
そのためにも、「なぜ、これをやるんだろう?」という問いに対して、自分なりの理由を見つけることが大切です。
ご家庭でも、是非この問いかけをしてみてください。
子供たちが自らの意志で行動することができるよう、サポートしていきましょう。