選手の心に寄り添う指導のヒントとは?
先日行われたコーチング・ラボDAY2では、指導者が集まり、「心の整え方」と「信頼関係の築き方」をテーマに意見を交わしました。
■ 試合前の心の状態を見つめる
ミーティングの冒頭では、参加者が現在の心境を1〜5点で自己評価し、その理由を共有しました。多くの選手が緊張やワクワク感を抱えており、それぞれのリアルな気持ちが明かされました。メンタルコーチは、そうした感情への対処法として、「深呼吸」や「未来志向の思考転換」など、具体的なメンタルコントロールの方法をアドバイスしました。
■ 選手との信頼関係は“対話”から始まる
今回の大きなテーマは「選手との関係性再構築」。単なる「指示」ではなく、「対話」を通じて選手の感情や主体性を引き出すアプローチについて深く議論されました。参加者たちは、選手の表情や言動に敏感になることの重要性、信頼を築くコミュニケーションの工夫について話し合いました。
■ 現場で実践するための次のステップ
会議の最後には、参加者全員が「明日から取り組む一つのアクション」を宣言。西田コーチや他のスタッフは、それぞれの選手やチームの状況に合わせた具体的な対応策を確認し合いました。
例えば…
- 試合前に深呼吸でテンションを整える
- チームの連敗要因を分析し、チーム全体のモチベーション改善に取り組む
選手の心に寄り添い、力を引き出すために、指導者がまず“聴く姿勢”を持つこと。その大切さを改めて感じる機会となりました。
あなたのチームでも、今日から「対話」を意識してみませんか?