“いい宿”に教えてもらった、パフォーマンスを引き出す空間のつくり方
先日、久しぶりに一人で宿に泊まりました。
特別な目的があったわけではありません。
正直に言うと、少し疲れていたのかもしれません。
まあ、たまにはこういう時間も必要だろうと。
自分に言い訳しながら出かけてみました。
結果から言うと
やっぱり、行ってよかったです。
■ なぜこの宿は心地よかったのか
料理も美味しかった。
空間も整っていた。
ただ、それ以上に印象に残ったのは
女将さんの関わり方でした。
必要以上に話しかけない。
でも、こちらの様子はちゃんと見ている。
近すぎず、遠すぎず。
「この人、絶妙だな」と思いました。
自分はつい、何かしてあげたくなるタイプなので
正直、少し反省しました。
■ これはコーチングにも通じる
改めて感じたのは
人は
「正しいことを言われたから変わる」のではなく
「安心できる中で、自分で気づいたときに変わる」
ということです。
コーチがやるべきことは
何かを教えることよりも
“自分で気付く”ための環境を整えること。
言葉にすると当たり前ですが
なかなかできていないのが現実です。
自分も含めて、です。
■ 夢の中でも同じことをしていた
そういえば、その日の明け方に見た夢も印象的でした。
コーチ同士が揉めていて
その間に入って
「子どもたちのためにやめましょう」と言いながら
残り時間を試合で回していく
そんな夢でした。
寝ていても仕事してるのかと
少し笑ってしまいましたが
やっていることは同じでした。
場を整える。
それだけです。
■ パフォーマンスは「空間」で変わる
今回、もう一つ感じたのは
「空間が整うと、人も整う」
ということです。
朝起きて
やわらかい光が入ってきて
静かな音楽を流して
ゆっくりお風呂に入る
それだけで
無理に頑張らなくても
自然と状態が上がる。
そしてアイデアが浮かぶ。
不思議なものです。
■ 自分の部屋でもできること
帰り際に思ったのは
「これ、自分の部屋でもできるな」
ということでした。
もちろん宿のようにはなりませんが
・光の入り方を意識する
・主役を一つ決める(今回はベッド)
・余計なものを減らす
これだけでも、だいぶ変わります。
まずはベッドの位置だけ90度動かしてみようと思います。
たぶん、それくらいがちょうどいいです。
■ 選手にも同じことが言える
多くの選手が
「本番で力が出ない」と悩みます。
でも実際には
能力ではなく“状態”の問題であることが多い。
そしてその状態は
習慣と環境でかなり変わります。
頑張る前に整える。
シンプルですが、大事な順番です。
■ 最後に
今回の時間は
何かを得るというより
すでにあるものを思い出す時間でした。
よく眠れること
美味しく食べられること
静かな時間と空間があること
それだけで、十分ありがたいと感じた旅でした。
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