育成年代メンタルセッション ⑦不登校経験のある選手がチームで成長するときに起きる変化

これまでの記事では

・不登校経験のある選手の心理
・その強み
・指導者が気をつけたい関わり方

について書いてきた。

最後に、もう一つ大切なことを書いておきたい。

それは

こういう選手は、ある時期から大きく変わることがある

ということだ。

最初は慎重だ。

人間関係もゆっくり進む。

先輩との会話も

挨拶だけ。
短いやり取りだけ。

それでもいい。

むしろ、そのペースでいい。

大切なのは

小さな成功体験が積み重なること。

例えば

先輩に一言話しかける。
同期と少し雑談する。
練習で声を出してみる。

ほんの小さなことだ。

しかし、それが積み重なると

ある日、選手の中で変化が起きる。

「大丈夫かもしれない」

そう感じ始める。

この感覚が生まれると、行動が少しずつ変わる。

声が出るようになる。
人と関わることが楽になる。
プレーにも集中できる。

つまり

人間関係の安心感が、プレーの安定につながる。

これは多くのチームで見られることだ。

サッカーは集団スポーツだ。

技術や戦術ももちろん大事だ。

しかし

安心してプレーできる環境があると

選手はチャレンジできる。

そしてチャレンジが増えると、選手は成長する。

育成年代では

この変化がとても大きい。

最初は慎重だった選手が

数か月後には

チームの中で自然に笑っている。

そんな場面を見ることも少なくない。

選手の成長は

一直線ではない。

遠回りに見える経験が

後から大きな力になることもある。

だからこそ

指導者にできることは

焦らせることではなく

安心して挑戦できる環境を作ること。

その環境の中で

選手は自分のペースで成長していく。

それが、育成年代のサッカーの面白さでもある。

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