育成年代メンタルセッション ③寮生活で孤立しやすい選手の特徴

ある高校サッカー部の1年生とセッションをしている。

チームにも少しずつ慣れてきている。
プレーにも集中できるようになってきた。

しかし、もう一つのテーマがある。

人間関係だ。

寮生活のあるチームでは、これが意外と大きい。

練習だけならいい。

問題は、練習以外の時間だ。

食事。
寮の部屋。
ちょっとした雑談。

そういう場面で

「何を話せばいいんだろう」

と悩む選手は少なくない。

実は今回の選手も、そんなタイプだった。

挨拶はできる。

しかし、その先の会話が続かない。

すると、どうなるか。

自然と距離ができる。

そして

「自分は浮いているのではないか」

と感じ始める。

ここで指導者に知っておいてほしいことがある。

こういう選手は、決してやる気がないわけではない。

むしろ多くの場合

とても真面目だ。

真面目だからこそ

「嫌われたくない」
「迷惑をかけたくない」

と思う。

その結果、遠慮が強くなる。

特に中学時代に人間関係で苦労した経験がある選手は、この傾向が強い。

だからこそ大事なのは

安心できる関係を一つ作ること。

チーム全員と仲良くなる必要はない。

まず一人。

優しい先輩でもいい。
同期でもいい。

一人と安心して話せる関係ができると、そこから少しずつ広がっていく。

人間関係は、いきなり輪になるものではない。

点から始まる。

一人。
そしてもう一人。

そうやって少しずつ広がる。

サッカーも同じだ。

いきなりチーム全体が連動することはない。

まずは隣の選手との関係。

そこからパスがつながり、チームが動き始める。

人間関係も、それとよく似ている。

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