※このブログは大学サッカー部のメンタルセッションをもとに書いています。内容は個人が特定されないよう一部変更しています。
先日、ある大学サッカー選手とのセッションで、こんな話になりました。
「最近、なんとなくエネルギーが上がらないんです」
ケガをしているわけでもない。
大きな失敗をしたわけでもない。
でも、どこかモチベーションが上がらない。
スポーツを続けていると、こういう時期は誰にでもあります。
モチベーションには波がある
多くの選手は、こう思います。
「やる気があるのが正しい状態」
「やる気がないのはダメな状態」
でも、実際はそうではありません。
人の成長には、波があります。
エネルギーが高い時期。
少し停滞する時期。
考える時間が増える時期。
それぞれに意味があります。
成長の段階が変わるとき
私は選手に、こんな話をします。
人の成長には、いくつかの段階があるという考え方です。
最初の段階では
認められたい
評価されたい
試合に出たい
というエネルギーが強い。
これは自然なことです。
でも、ある段階から少し変化が起きます。
それまでの動機だけでは、エネルギーが続かなくなる。
すると、人は少し立ち止まります。
停滞ではなく「問い」の時間
この時期に起きていることは
停滞ではなく
問い
です。
自分はなぜサッカーをしているのか。
何を大事にしているのか。
どんな選手になりたいのか。
こういう問いが生まれてくる。
この時間は、少し苦しい。
でも、この問いを通ると
エネルギーの質が変わります。
自分軸という感覚
この段階を越えると、少し感覚が変わります。
評価されるから頑張る
ではなく
自分がやりたいからやる
という感覚が出てきます。
これを私は
自分軸
と呼んでいます。
実は多くの選手がここで悩む
大学サッカーの年代は、ちょうどこの変化が起きやすい時期です。
高校までは
試合
結果
評価
がはっきりしている。
でも大学では
自分で考える時間が増えます。
そのとき
モチベーションが下がったように感じることがあります。
でもそれは
成長の途中
かもしれません。
最後に
セッションの最後に、その選手はこう言いました。
「少し安心しました」
モチベーションが上がらない時期は、誰にでもあります。
でも、それは
終わりではなく
次の段階の入り口
かもしれません。
もし今、少しエネルギーが落ちていると感じているなら
それは
「何を大事にするか」
を考える時間なのかもしれません。
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