ミスのあとに戻れる選手は 何が違うのか

ミスをしない選手はいません。
ボールを失う。パスがずれる。判断が遅れる。
問題はミスそのものよりも その直後に何が起きているかです。

今回のセッションは まさにそこがテーマでした。
心の状態は7点。体はハムストリングの肉離れで5点。来週から練習再開予定。

怪我明けの不安を抱えながらも
前回のセッションで同意したコーチングの声出しを試したことで
自分のテンションが上がる感覚をつかみ始めていました。

一方で 練習中のボールロストと指摘をきっかけに 心が大きく落ちる。
ネガティブ感情が数日間続く。

本人の感情の自己評価は マイナス2点相当。
ただ 実際のパフォーマンスは5点程度は出ている。
ここに大事なズレがあります。

感情の落ち込みは 事実ではなく解釈で増幅する

ミスをすると 反射的に言葉が浮かびます。
「言われないようにしよう」
「今日はダメだな」
この回避的な思考が強いほど プレーが小さくなり 自信も削られていきます。

ここで扱ったのが 自動思考です。
自動思考は 意識して選ぶ前に勝手に頭の中で流れてくる言葉です。

多くの場合 ネガティブが先に出ます。
そして感情が引っ張られ 次のプレーの質が落ちる。

この関係を 車の比喩で整理しました。

運転席にいるのは本来の自分。
助手席に乗ってくるのが自動思考。

ミスのたびに 助手席の言葉が強くなると 運転が乱れます。

自動思考を書き換える 二つの方法

実戦で使える形として 二つを提案しました。

一つ目は モデリング。
メンタルが強い選手なら このミスのあと どんな言葉を自分にかけるかを想像する。
自分の頭の中に その人の反応パターンを一度借りる。

二つ目は 友人への声かけを 自分に向け直す方法。
仲間が同じミスをしたら どんな言葉をかけるか。
その言葉を 自分にも使う。
多くの選手は 他人には優しいのに 自分には厳しい。
この矛盾を解くためのシンプルな手法です。

本人の反応は 理論的には理解できる。
ただ ミス直後にやるのは難しい。
ここが次のポイントです。

まず呼吸で整える

思考の書き換えは 呼吸のあとが成功率が上がる

感情が揺れているときに 思考だけで勝とうとすると うまくいきません。
だから最初は呼吸です。

深呼吸は 自律神経に働きかけ 心の状態を整える入口になります。
呼吸が落ち着くと 脳の働きも戻り 思考の書き換えが入る余地が生まれます。

順番はこうです。
呼吸。
次に 自動思考の言葉を入れ替える。
この順序を確認しました。

ミスはなくならない。
でも ミスのあとに戻る技術は育てられる。
その技術が リバウンドメンタリティです。


ミスのあとは
才能よりも 仕組みです。
呼吸。
言葉。
客観視。
この三つが揃うと 多くの選手は戻れるようになります。

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