自分軸は、どうすれば日常でデフォルトになるのか
――ミスのあとに「これ」をやっているか、だけ見てください――
指導現場で、こんな選手はいませんか。
- ミスをすると止まる
- 下を向く
- ベンチを見る
- しばらくプレーに関われなくなる
これは気合の問題でも、性格の問題でもありません。
「ミスのあと、何をしていいか分かっていない」だけです。
今日はここを、
超具体的に整理します。
まず結論から言います
自分軸がデフォルトの選手とは
ミスのあとに、毎回同じ行動を取れる選手です。
考え方でも、意識でもありません。
行動が決まっているかどうかです。
では「戻ってこれる選手」は何をしているのか
ミスの直後、
戻ってこれる選手は 必ずこの4つのうちどれかをやっています。
① すぐ前を見る
→ ボール・相手・スペースを見る
② ポジションを修正する
→ 数歩でもいいから動く
③ 次の役割を探す
→ マーク・カバー・サポート
④ もう一度ボールに関わろうとする
逆に、戻れない選手は、
- 止まる
- 下を向く
- ベンチを見る
- 周りの反応を探す
この差は、感情ではなく行動です。
指導者がやるべきこと①
「ミスのあとの最初の行動」を決める
チームで、これを一つだけ決めてください。
例:
- ミスしたら「まずポジション」
- ミスしたら「まず相手を見る」
- ミスしたら「まず次の役割」
どれでもいいです。
全員同じであることが重要です。
指導者がやるべきこと②
声かけを全部、これに変える
❌ 抽象的で役に立たない声かけ
- 「切り替えろ」
- 「落ち着け」
- 「考えろ」
⭕ 具体で戻れる声かけ
- 「次、誰つく?」
- 「今のポジションは?」
- 「次、何する?」
これだけで、
選手の意識は
評価 → 行動 に戻ります。
指導者がやるべきこと③
練習で「ミス後チェック」をする
練習中、
ミスが起きたら、ここだけ見てください。
- ✔ すぐ動いたか
- ✔ 前を見たか
- ✔ 次の役割を探したか
プレーの正解・不正解は見ません。
見るのは
👉 ミス後3秒の行動だけ。
逆に、これをやると自分軸は一瞬で壊れます
正直に書きます。
- ミスした瞬間のため息
- 大げさなリアクション
- 空を見上げる
- ベンチのざわつき
選手は一瞬で、
「次、何する?」
ではなく
「今、どう思われた?」
に頭が切り替わります。
他人軸の完成です。
まとめ(超シンプル)
自分軸とは、
- 強い心
- 前向きな考え
- 主体性
ではありません。
ミスのあとに、毎回同じ行動ができること。
それを決めて、
それを繰り返して、
それ以外を見ない。
これだけで、
選手は本番で戻ってこれるようになります。
最後に指導者へ
もし選手がミスを引きずっていたら、
こう考えてみてください。
「この子は今、
ミスのあとにやる“行動”を
知っているだろうか?」
答えが「NO」なら、
それはメンタルの問題ではありません。
設計の問題です。
